第1521回 籠目紋とサタニズム

猫二匹窓の向かふの日雀追ふ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

一は万物の始まりであり唯一絶対のものでありそれだけで完全を表す。

二は最初の素数であり最小単位の複数であり、対立・有無・オンオフ・明暗・善悪・白黒・雄雌・内外・前後・左右・正負等を生む最初の概念なり。

三は現実を表す次元でありバランスであり中立であり客観であり調和を意味する。

四は正方形であり季節の流れであり四方であり四肢であり四天王であり四大文明であり閏年でありオリンピックイヤーに通し音楽の流れの単位でもある。

五は指の数であり十進法の折り返しであり五行であり五線であり五大陸であり元素の基数であり五日講であり五十日である。

六は時間の基本であり立方体であり亀甲でありハニカム構造であり六根清浄でありヘキサグラムである。

七は曜日であり幸運数であり安全素数である。七不思議であり七福神であり西洋音階の数でもある。七草でありレインボーでありフィーバーである。

八はオクターブでありバイト数であり八紘であり八方であり八卦であり八百万であり八十八夜である。

九は最大の数字であり掛け算の基礎を作り野球の単位であり将棋盤でありエニアグラムであり九つは心に通じる。

こうしてみれば、どの数字をとってもキリがよく、完全であり有意義であり聖数であるようです。逆に言えば数にとらわれずともよいのかもしれません。そういえばクレイジーキャッツの『無責任数え唄』には「モンクアルカヨ、アルハズァナイ」とあります。数に文句をつけても詮無いことであります。

(A面へ)https://spiraling.co.jp/blog/

<今日の一唱>
ハナ肇とクレイジーキャッツ『無責任数え唄』

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