第1508回 プロテスタンティズムと自発核分裂

出番かと色めく蒲団乾燥機。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

さて、「はたらく」という言葉について考えてみます。まず例によって語源を調べてみると(ハタを楽にする、というもっともらしいこじつけは微笑ましく置いておき)、どうやら「擬音語ハタからの派生」(ハタメクと同根)というものと、「ハタル(徴)」「ハツル(果、剥))」から来たという二つの説がしっくり来ます。

前者は何かが動きをもって作用するイメージで、「勘がはたらく」とか「効果がはたらく」などといった機能的な様相を感じます。一方で後者は、懲罰や取り立てのために力ずくで何かをさせられる印象につながります。

自発的に動くことも、無理矢理動かされることも、どちらも「働く」であるならば、自分の裁量で能力を発揮したいものです。

そういえばDANGERの『はたらく人々』には「とてもよく働くおとなしい人がいる」とあります。はたして自分は「動かされている」のか「動いている」のか、どちらなのか。

(A面へ)

<今日の一唱>
DANGER『はたらく人々』

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