第1420回 御掃除之者とリャプノフ指数

キャベツの葉しまいまで剥く午前中。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

整理整頓とか片付けとか全く得意ではあらず、覚悟を決めてエイッとまとめて掃除をすると一瞬は見事に片付きますが、すぐに私の周辺はカオスの世界へ逆戻るのです。

これにはいくつか法則があることがわかっています。まず、モノを置いてよい場所には遠慮軀なくモノがやってくること。次に、モノが一つもない状態をキープできればそこは散らからないこと。また、そこにモノをひとつ置けば、続々と他のモノを呼び寄せること。さらに、モノは収納されるべき場所が固定されていなければ散らかるに決まっているということ。

ここまでわかっていれば、その逆を張ることによって整理整頓は可能そうだけれど、最大の問題は、面倒臭いことはやりたくない、という法則です。どんなにメリットがあることでも、どんなに楽しいことであっても、面倒臭いという壁は高々と聳え立つのです。この壁を簡単に取り除く術があれば、世の中のいろいろな物事が流れるように動き出すはずなのです。

そういえばクレイジーキャッツに「いいたかねえけどめんどうみたヨ」というフレーズがありましたね。面倒こそ人類の最大の敵でありてなずけるべき相棒なのかもしれません。

(A面へ)

<今日の一唱>
ハナ肇とクレイジーキャッツ『めんどうみたヨ』

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