第1332回 平均への回帰と君こそわが命

涙で糸をつなげば真珠の首飾り(松田聖子『白いパラソル』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

アイドル歌手が新曲をリリースするとまずチャートの結果が注目され、「初登場○位!」などと喧伝されるのが常で、売れっ子であれば当然のように1位に君臨するのも相応に感じますが、これが毎回お決まりのような状況になってくると、もはや2位以下は許されないのだそうで、初登場3位なのに「落ち目」などと関係者の間で見なされる、という話をどこかで聞いたことがあり、なんと理不尽な世界なのだろうと思ったものです。

一度実現した功績は、次には同じかそれ以上のレベルで実現すべしという考え方はある意味尊重できますが、重要なことは最初の成功が偶然なのか戦略なのか、でしょう。いわゆる一発屋となるかそうでないかの違いもそこにあるような気がします。

(A面へ)

<今日の一唱>
松田聖子『白いパラソル』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA