第1322回 プソイドモナスと空気余命

おい、腐っちまうぜ。そのうち匂ってきちゃうぜ(忌野清志郎&2・3’S『Let’s Go(IKOHZE)]』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

ものが腐るのは微生物の作用によって分解させられるせいであり、簡単に言えば菌のエサになって排泄物に侵されるわけですが、菌がエサをばくばく食べて元気に活動するためには温床が同じ状態のまま長時間キープされている必要があります。

逆に言えば環境が常に入れ替わっていれば菌は安住する隙がなく、ものが腐ることもない。ゆく川の流れは絶えずに流動するからこそ鮮度を保っているわけで、それが断たれれば淀みとなって腐敗へと向かうことになります。ヤニも止まらぬ歯磨きの働きがあればこそ。

机だって本棚だって家屋だって同じ状態が長く続けば埃やゴミが着実に溜まっていきます。周囲の空気を入れ換え、埃を叩くことが大事であり、自分自身もまた、声を交し、情報を交換し、思考を回し続けなければいけないのだと心掛けています。

(A面へ)

<今日の一唱>
忌野清志郎&2・3’S『Let’s Go(IKOHZE)]』

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