第83回 トクヴィルと沈黙らせん

二日酔いでも寝ぼけていてもブログ書き上げボチッとすればどうにか格好がつくものです。こんにちは、大島雅己です。

複数の人が共同で何かを行う場合、どうしたって意思決定とか合意形成が必要になりますよね。
何をどのように進めるかを皆で認識を合わせないと、ことはうまく進みません。関係者の数が増えれば増えるほどその重要性も大きくなりそのために必要な労力も増えていくでしょう。ましてや大企業などになれば、業務の大半は、何らかの意思決定や合意形成に関するものなのではないでしょうか?

開発プロジェクトも当然その一つでして、要件を決めるための意思決定プロセス、合意形成プロセスがものすごく重要で、ここがおろそかになっていると必ずあとでトラブルが起こります。
また、人が増えるほど、組織が大きくなるほど難易度は指数関数的に高まります。もっと面倒な場合は派閥争いみたいな、政治的な話になったりする例もありますが、そこまで行かなくとも、ある程度の規模の開発プロジェクトになれば、システム的なスキルだけでなく、こういった意思決定や合意形成を進める能力も大変重要です。

バンドを組んで、どんな曲をやろうかという合意形成だって簡単ではありません。いや、こちらの方が、趣向にからむ話なので尚更難しいかもしれません。音楽的な趣向がまったく同じ人が揃うことは稀でしょうから。そう考えると、主要メンバーが変わらないまま55年も継続しているローリング・ストーンズは恐ろしい存在です。

<今日の本歌>
クレイジー・キャッツ「ドント節」

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