第965回 十徳ナイフと木造軸組構法
イッツィビッツィティニィウィニーイエローポルカダットアイティー、アイティーのお嬢さん。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。
大は小を兼ねるか、地引網で白魚は取れぬか。急いては事を仕損じるか、六日の菖蒲十日の菊か。迷つたらゴーか、悩んだらストップか。何につけても加減が気になるところですが、結局は中庸の徳たるやそれ至れるかな、過ぎたるは猶及ばざるが如し、に落ち着くのかもしれません。
ある時は大きなキャンバスに極太マジックで大胆にラフスケッチを描き、またある時は小さな付箋紙に面相筆で細密な線描画を刻む。どちらの技術も必要であり重要なものです。あらゆる筆記用具を常に携帯し、その場その時の状況に応じて最もふさはしいツールを瞬時に用意できることが望まれます。絶対にダメなのは、面相筆でラフスケッチをする、あるいは極太マジックで点描をするやうな行為でせう。
IT現場にもざまざまな方法論や手法論があり、勉強して知ることは大事なのですが、もつと重要なのはそれらを実際に使へること、使ひ熟し、使ひ分けられるかどうかです。
<今日の本歌>
ダニー飯田とパラダイスキング『ビキニスタイルのお嬢さん』