第907回 ゲシュタルトの祈りとコペンハーゲン解釈

ひとりで書いてくなんてできないと泣いてすがればブログがブログがしみる。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

どちらかといふと、孤独には耐へられる方です。読書や考へ事に没頭することは苦になりませんし、一人食事も一人映画も日常です。一人酒盛りは日課のやうなものですし、むしろ大勢でつるんだり屯する方が苦痛です。

協調性が欠けてゐるのだとする見方もあるかもしれませんが、私が思ふに、自分のスタンスが不明瞭なまま付和雷同する態度こそ、協調性がない姿勢の表れです。なにかといふと皆と一緒に行動したがり、自分一人では行動を起こさないやうな人に、新しいことができるでせうか。面白い発見があるでせうか。

私自身を振り返つてみると、人生の節目になるやうな決断は、ことごとく他人に相談せず一人でやつてきました。周囲の意見を参考にすることはあつても最終的な判断は自分の考へと力と責任によつて下すべきだと思つてをります。

IT現場でも数々の決断が必要ですが、リーダーが最終的なジャッジを決める時は、自分自身の責任で腹を括るべきです。

(A面へ)

<今日の本歌>
都はるみ『大阪しぐれ』

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