第831回 レオロジーと無益回路

ブログを書け、書け、書け、川がうねつてゐても書け、子牛達も書け、書け、ムチを鳴らせ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

時間が流れ続けてゐる限り、あらゆる構造体は変化し続けるでせう。もし動きが止まつてしまへば、そこに淀みが起き、滞りが生じ、濁りが湧き、蟠りができ、行き詰まり、やがて構造体としての破綻を迎へることになります。眠つてゐる間だつて人の体は活動し続けます。

生命体だけに限らず、機械や乗り物も、会社や自治体などの組織も同じです。動くとは外界と交信することでもあります。情報を受け渡し、内容を入れ替へ、吸収したり生産したり、整へたり汚したり、壊したり組み立てたりしながら自身をも成長させてゆくのです。

情報システムも構造体ですから動きが止まれば終息します。誰も使つてゐない、動いてゐないシステムが見つかつたら蘇生処置を施すか供養してあげませう。

(A面へ)

<今日の本歌>
フランキー・レイン『ローハイド』

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