第777回 洪範九疇とパレイドリア効果

水割りをください ブログの数だけ 今夜は思ひきり 読んでみたいのよ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

音楽に関してやたらとジャンルに拘る人が時々ゐらつしやいます。かういふ人は音楽家とジャンルを一対一に結び付けたがる傾向があるやうです。Aといふアーティストはジャズの人、Bといふバンドマンはファンクの人、などと。これはCDショップで目当ての商品を探してゐる時は役に立つかもしれませんが、音楽家の趣向を聴き手の偏見で決めつけてしまふ恐れにつながります。

ジャンルといふのは情報を整理するのにとても便利ですが、決して万能なものではないと思つた方がよく、特に音楽のやうに無限のポテンシャルを持つものを無理矢理既定の枠に当て嵌めてしまふと作品の持ち味に気づくこともできないかもしれません。まづは先入観を捨てて音楽そのものを素直に受け入れるべきです。

ビジネス現場でも、すぐに物事を既存の枠に嵌めて決めつけるのはいかがなものでせう。決めつけた瞬間にいろいろなものを見失つてゐる可能性があります。巧遅拙速とは言ひますが、思ひ込みだけで即断するのは危険です。

(A面へ)

<今日の本歌>
堀江淳『メモリーグラス』

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