第743回 ムセイオンと雷サージ

生まれるべき時があり、死ぬべき時がある。植える時があり、実る時があり、ブログを書く時がある。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

あまりにも好きすぎて容易に近づけない存在、といふものがあります。ローリング・ストーンズがその一つです。現在都内でエキシビジョンが開催されてをり、恐れ多いとわかつてゐながらも出かけて参りました。

50年を超えて世界の頂点を転がり続けることができる理由は何なのか。何百回も耳にしたイントロの一音にいまだに痺れるのはどういふことなのか。答は出てをりませんがこれはたいへんに重要なことだと思ふのです。

彼らは新しいもの好きで、ITの利活用も率先して行つてゐますが、演つてゐる音楽はデビューした頃のブルース・スピリットから変はつてゐないやうに感じます。どんなに最先端の録音技術やステージ演出を取り入れてもそこに囚われてしまつてはいません。生ギター1本の弾き語りだけでも何万人の観衆を感動させられるのです。

IT現場でも技術ばかりに腐心しない方がよいでせう。コンピュータなぞ、ちょつと電気が止まれば何もできません。いざとなれば人手だけで業務を回せる体制を考へておくことも重要だと思ひます。

(A面へ)

<今日の本歌>
ピート・シーガー『ターン・ターン・ターン』

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