第744回 法益侵害説とワルラス安定

私の心の隙間に 六月の風が吹いても あの夏はやつてはこない ブログを書かないままに。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

もし電車の中でちばてつや先生が似顔絵を描いてくれてゐるのに気づいたら恐らく全財産を払つてでも買ひ取るでせうし、酒場で飲んでゐるところへ忌野清志郎さんが流しでやつて来たらやはり全財産を払つてでも一緒に歌はせてもらうでせう。私にとつてはそれだけの価値のあることだからです。

逆に、どんなに偉大な人物や希少なものごとに遭遇しても、興味のない分野であれば一円たりとも払はないでせう。それが当然のことだと思ひます。しかし世の中、そうきれいに割り切れないものですね。価値を感じられないものに不要なコストを払つたり、手間暇かけて苦労しても見合つた成果を得られなかつたりと、価値と代償は釣り合ひません。

ビジネス現場でもさうですが、自分にとつて何が価値なのかをじつくり考へることが少なくなつてゐるのかもしれません。モノやサービスの側でなく、価値の側からものごとを考へて見てはどうでせうか。どんな人がどんなことに魅力を感じてゐるのでせう。

(A面へ)

<今日の本歌>
カルメン・マキ&OZ『六月の詩』

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