第467回 周辺ルート思考とエゴグラム

おい船頭さん、船ェ上ッ手へやってくれ。これから一杯やって、夜は吉原へでも出て、新造でも買って遊びますか。ブログもいいが、一日書いてると、退屈で退屈で、ふああああ、ならぬ。こんにちは、大島雅己です。

バンドをやっていると、「こういう人とは一緒にバンドをやりたくない」という人種に遭遇することがあります。大きくは2種類で、(1)決めつけタイプ、(2)聞かないタイプ、です。

(1)は何かにつけて「○○は△△である」「××は□□に決まっている」と自分の中で決めつけている人で、頭のいい人に多い輩です。博識を自負しているのか偏見に囚われているのかわかりませんが、こういう人とは発展的な議論や建設的な会話ができません。

(2)も似ていますが他人のいうことを聞いているようで実は聞いていない人で、恐らく自分が正しいと思い込んでいて他人とのコラボレーションができない種族です。

こういう欠点を補って余りある演奏技術をもったミュージシャンであれば一度はお手合わせをお願いしてもいいと思いますが、たいていそういう人は長続きしないでしょう。逆にいえば勝手な決めつけをせず、周囲との協調を大事にするバンドマンは全力で支援したいものです。

こう考えるとビジネスの場面でも全く同じことが言えるのであって、IT現場でも、たとえどんなにシステムのスキルを持っていてもこの2種類に該当するメンバーがいたらトラブルの元凶となる恐れがたいへんに高いので、プロジェクトには入れないようにすべきです。

<今日の本歌>
落語『あくび指南』

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