第402回 填り肩とテルペノイド
30分前の書き間違いでもこんなに笑うんですから、半年前のダブルミーニングとなると、だいぶ笑ってんだろうなあと思って。こんにちは、大島雅己です。
長年ITにまつわる仕事に関わっていますが、ことあるごとに耳にする現場の悩みといえば「人手が足りない」ということです。どうも不思議な感じがします。なぜいつもいつも、どこへ行っても人手が足りないのか。会社組織なのだから、それ相応に適正な人事配置をしているはずだし、採用活動だって旺盛にやっているし、人材育成プログラムだって常に改良し続けているのに。
つまりどんなにいい人材がたくさん集まっても、常にそのキャパシティを上回る仕事が発生しているということなのでしょう。人間だけでなく、会社というものの欲も限りがないものですな。
であれば、人手が足りない悩みを解決する方法の一つは、その欲を減らしてみることでしょう。そのITは本当に必要なものなのか一度じっくり省みて、「やらない」「とめる」「捨てる」という選択肢を考えてみる。その分、別の方面に向けたり、新しい可能性を試してみる。思いもよらない突破口が見つかることはよくありますよ。
バンドのメンバーが足りない悩みも頻繁にあります。どうしてもベースがいないとか、ドラマーが見つからないとか。その時、無理やり探すのではなく、いないままでやってみるとか、他のメンバーが兼任するとか、違う楽器で代用するという選択肢だってあるのです。
<今日の本歌>
立川志の輔『歓喜の歌』