第400回　オペラント条件づけと前陣速攻型

我、三十路を超へて跡をおもひみるに、ブログ至極してかつにはあらず。をのづから道の不器用有りて、権利をはなれたる故か。こんにちは、大島雅己です。

ものごとを推し進めている中で、その先もっと成長していこうという場合、戦略として大きく２種類あると思っています。まずはダメなところを徹底的に洗い出し、それを解決していこうという動きです。

まず現状を見つめて、あるべき姿とのギャップをなくしていこうとするやりかたです。新しいことをする前にまず足元を固めるとでもいいましょうか。

もう一つは逆に、多少のミスには目をつぶり、好調なところを更に拡張していく考え方です。勢いに乗って成長曲線を上昇させるとでもいいましょうか。

守りを固めるか、攻めに講じるか、ですね。当然ながら両方とも大事なのですが、場合によってはどちらかに軸足を置いた方がいいこともありましょう。いずれにしても、今自分はどちらに寄っているのかを意識しなければいけませんね。そうしながら、次にどちらに寄せていくのかを見定めていく、そのバランスの取り方にもまた戦略が必要なのでしょうね。

バンドでも同じことがいえます。いま弱い部分を克服することにパワーを使うか、秀でている部分をより強化するか。いやその前に、どこが弱くてどこが強いのかを客観的に判断することからはじめなければなりますまい。

＜今日の本歌＞
宮本武蔵『五輪書』

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