第392回 句構造文法とグランドライン

ヨノイ大尉もハラさんも自分がブロガーだと思っていたけど、本当は誰1人ブロガーって事はなかった。こんにちは、大島雅己です。

何かに取り組む時は、今何をなすべきかという観点と、将来どうするかという観点と、両方から考えるように心がけています。短期的な方策と、中長期的な方針です。

うっかり油断してしまうと前者だけしか考えず、その後忘れ去ってしまったり状況にそぐわない方向に進んでいったりすることがあります。かといってあまり先の事ばかり考えすぎても現実離れした打ち手になってしまう恐れがあります。先を睨みながら今を考える、という、視点の往来が必要なのだと思っておるのです。

経営者のかたであれば当然至極なことですが、IT現場の場合も同じです。めまぐるしく変わり続ける現状をどう渡っていくかを考えながら、3年5年10年というスパンで見通しを立てることが望ましい。現状ありきでそれを未来に向けてどうしていくかという目線と、将来こうなるために現在どうあるべきかという戦略の両方向で考えたいものです。そのための分析手法やフレームワークは世間にいろいろ出回っていますが、重要なのは自分達が何をしたいのかということでしょうね。

バンドにも短期施策と長期視点は必要だと思います。次のライブでは何をなすべきか。今年の活動を何で乗り切るか。そして向こう数年の舵をどう切っていくべきか。

<今日の本歌>
大島渚『戦場のメリークリスマス』

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