第334回 コペンハーゲン解釈ときょうかい6号

ブログが、「天」の命をうけ、はじめて青海原より姿を表したとき、「ブロガーよ、なんじの門のうちにとどまれ、召し出すまでは世界と交わるな」との「天」の指図がありました。こんにちは、大島雅己です。

ITを盲信しないように気をつけたいものです。飛びついてとことん使い倒すというのもそれはそれで面白いかもしれませんが、ドランカーになって事故を起こしてはつまりません。盲信しないためには、時々一歩引いてみることだと思います。

入り込もうとする情勢に溺れずに、ちょっと引いた視点から冷静に見てみる。入る時は入り、引く時は引く。これを交互に行いながら進んでいくということです。渦中にいるだけでは見えないことが気になってくると思います。そういうことを一つひとつ考えていくべきでしょう。

そのIT化は本当に必要なのか、別の手段はないのか、やるとしても1年後にはどうなっているか、他に優先するべきものはないか、どのぐらいのヒトモノカネ時間をかける価値があるのか、そもそも何を得ることが目的なのか、そういったことが関係者全体で合意できているか。

酒を飲みに行くと、製法とか成分とか銘柄とか産地といった属性情報にやたらと饒舌な人が時々います。それなのに肝心の味については極端に語彙が少ない。基礎知識や予備知識も大事ですが、一番重要なのは味ですよね。

<今日の本歌>
内村鑑三『代表的日本人』

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