第769回 メリビオースと驚異の部屋
真冬に裸足は冷たからう 大きな荷物は重たからう なのに今日もひとり明日もひとり ブログから逃げてくる。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。
先日は毎年恒例のベルギービール・ウィークエンド横浜会場へ行つて参りました。見事な快晴で熱射病が懸念されるほど。毎年思ふことながら、ビールといふ飲み物の奥深さを痛感するイベントです。
そもそもビールには原料や醸造法による、ピルスナーとかスタウトといふ分類(スタイル)が100以上あつて、銘柄の数でいつたらもはや数えられないほど存在するでせう。
ところが普段の生活の中であまりさういふことは意識してゐません。売店でも居酒屋でも、普段飲んでゐる日本のビールを無意識に選んでをり海外のビールは数種類程度しか知りません。
昨今はクラフトビールが取り沙汰されることも増えてきたやうですが、ビールをもつと盛り上げたいのならばまづはビールのことをもつと知らなければならないと反省しました。
ビジネス現場でも、何かを身につけたり何かを集中的に扱うためには何はともあれ対象についてとことん知ることが必須だし、知ることによつて愛情も育つのですから、相手を知りたいといふ好奇心を忘れてはなりません。
<今日の本歌>
奥村チヨ『終着駅』