第277回 オートポイエーシスと核融合

このあたりに住まいいたす、自称三文ブロガーです。三文は自称だから、謙遜していっているので、世間では一応、一人前のブロガーとして見てくれている、ような記し方であるが、実はまるでそうではないので、自称、という言い方は、ブロガー、という字の方にかかっているのである。こんにちは、大島雅己です。

最近、天文学で星の一生を学んだあとに生物学で細胞のことを勉強したのですが、ものすごいマクロな視点とものすごいミクロな視点が同じ地平線上で交差する感じがあってゾクっとしました。さらにいうと、そこにシステムの視点もからんでいて、世界の神秘さに翻弄されておりました。

すべてに共通するのは、構造というキーワードです。一つの構造体として外界と分離した枠を作り、外と関係性をもちながら何らかを処理して生存し続けるという姿が、みな同じなのです。星も、細胞も、システムも同じなのです。面白いですなあ。

この考え方がIT戦略の役に立つのか、というと、きっと立つと思いますよ。このことはまたおいおいと。

楽器というのも一つの構造ですね。人間と大いにかかわりあいます。というか、人間とかかわることで存在意味を持つものです。システムと全く同じですね。

<今日の本歌>
色川武大『岩見重太郎くん』

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