2020-09-14 / 最終更新日時 : 2020-09-14 wpmaster 構造 第1258回 無次元量とアイソレーション 使い始めたからにはそれがもたらす災厄もまた永遠に管理し続けなければならない(島田雅彦『パンとサーカス』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 実体を持つものを手にすれば、もはや自分事では済まされません。その実体 […]
2020-09-08 / 最終更新日時 : 2020-09-08 wpmaster 構造 第1252回 セシウム周波数とクルアーン 「ワハハハハハ」「ワハハハハハ」(筒井康隆『笑うな』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 誰もが持っているようで、誰も持ってはいない。確実に消えているのに無限にあるように見える。高速で動いているのに止まってい […]
2020-09-07 / 最終更新日時 : 2020-09-07 wpmaster 構造 第1251回 モーダスポネンスと軌道傾斜角 役人に知り合いありしニンニク屋(作者不詳)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 論理学の世界では「AならばB」の「逆」は「BならばA」ですが、日常生活の中で「逆」と聞くと、「AならばBでない」と考えてしまう。「 […]
2020-09-04 / 最終更新日時 : 2020-09-04 wpmaster 構造 第1248回 カデンツァと爬羅剔抉 フェーッヘッヘ。ヘラヘラヘ(藤子不二雄『イヤなイヤなイヤな奴』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 平成の初めに「セクハラ」が流行語大賞にランクして、初めてハラスメントという言葉を知りました。その後この言葉は […]
2020-09-02 / 最終更新日時 : 2020-09-02 wpmaster 構造 第1246回 主題優勢とトラス棒 学問に王道があろうはずはない。しかし少なくとも、幾つかの優れた方法、捷径はあるはずだ(原仙作・中原道喜『英文標準問題精講』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 中学校で英語の勉強を始めた頃、「SVC」「SVO […]
2020-09-01 / 最終更新日時 : 2020-09-01 wpmaster 構造 第1245回 ブラーマグプタの公式とエアロゾル粒子 四角いテーブルを丸く囲もう(ローザ・ルクセンブルク『デリックさん物語』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「四角い部屋を丸く掃く」とは一体どこから出た言葉なのかわかりませんが、ずぼらな様子を表す慣用句のよう […]
2020-08-31 / 最終更新日時 : 2020-08-31 wpmaster 構造 第1244回 インボリュート歯形と弾性ヒステリシス なんだか自分が生まれて初めて社会と噛み合ったような……(狩撫麻礼×いましろたかし『ハード・コア』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 「噛み合う」とは、うまく組み合わさること、共鳴することでもあり、つまり繋が […]
2020-08-30 / 最終更新日時 : 2020-08-30 wpmaster 構造 第1243回 濾紙ディスク法と割当て抽出 最初はまず、ラーメンをよく見ます(伊丹十三『タンポポ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ものと対峙するからには、文字通りまず向き合って、全容を受け止めるところから入るのが基本の基本のイの一番でしょう。全容 […]
2020-08-29 / 最終更新日時 : 2020-08-29 wpmaster 構造 第1242回 収斂進化とホストリノミコト 声が違う年が違う夢が違うほくろが違う(山口百恵『イミテイション・ゴールド』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 人の風貌や佇まいを見て、別の誰かを連想することがあります。「あの人に似ているんだ」と思うのだけれ […]
2020-08-26 / 最終更新日時 : 2020-08-26 wpmaster 構造 第1239回 無矛盾律とメンバシップ関数 なんでもあるけど必要なものは絶対ない(佐々木倫子『動物のお医者さん』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 大は小を兼ねることもあるけれど、地引網で白魚は取れないとも言う。人間とは勝手なものだなあと思う。大盛り […]