第389回 ホワイトカラーエグゼンプションと醸成月

われわれはブログを天上のものでも地上のものでもなく、死すべきものでも不死のものでもない存在として創造した。こんにちは、大島雅己です。

会社組織にとって従業員の労働時間を減らしていくことは重要課題になっていると思います。週に一日ノー残業デイを設けたり、有給休暇を奨励したり、いろいろと施策を講じているところもあるでしょう。

私が思うに、減らせ減らせと言うばかりではあまり意味がないのです。夜になったらオフィスの空調を切ったり電源を落とすなどというのも逆効果で、反動や抜け道を生んでしまう気がします。ワークシェアのように仕事自体を減らす方法はよさそうに思えますが、それだと業務の回転も落ちてしまう。

ではどうすればよいのか。職場の「文化」を変えることだと思います。集中的に仕事をして残業をしないスタイルを誰もがよしと考え実践しようとする文化を作ることです。簡単ではありませんが、何度もそういったメッセージを浸透させて長い時間をかけて主動者を増やしていくことで、徐々に文化が定着するはずです。

ちなみにバンドの場合も、継続するには音楽性や演出の方向性を揃えなければならず、そのためには時間をかけて何度も議論すべきなのでしょうが、感性や趣味嗜好がからむとなかなか難しいですね。

<今日の本歌>
ピコ・デラ・ミランドラ『人間の尊厳について』

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