第233回 量子化誤差とアゴニスト

とうきょうタワーのA、ポンポンタヌキはB、ほそいおつきさまC、踊れるブロガーD、こんにちは、大島雅己です。

悩ましいのは本のことです。
やはりどうしても紙の本を買うことをやめられず、平均して一日に1、2冊ずつは増えていきます。
ネット事情の充実による書籍購入の機会拡張もその一因か、と思うと皮肉な感じもしますが、電子書籍の利用も進めているものの、こちらは何故かすこぶる進捗が悪く、結局本棚を追加しながら本の収納地獄と闘う昨今です。

本を単なる情報だと考えればその管理や整理の方法は考えようがありますが、私にとって本は単なる情報ではないのだなあと今さらながら実感しています。それは一つのシステムであり構造体であり同胞であり相談相手であり先生であり指標であり標識であり分身であり肉体であり感覚であり感情であり生活であり人生なのです。簡単に電子化していいものではなかったのですね。

音楽の媒体を電子ファイルですべて代替するとどれほど便利になるだろうと期待したことがありましたが、いまだにCDを買い続けていますし、どころかアナログ盤のLPも数が増え続けているのです。この意味を考えるべきなのだと思います。

<今日の本歌>
ドレミファブック「ABCのうた」

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