第129回 絶対零度とスイングバイ
ぼくの先生は(フィーバー)嵐をまきおこす(フィーバー)どんな時だって(フィーバー)ブログを書いてくじけない男、フィーバーそうさ。こんにちは、大島雅己です。
人間は間違いを犯すが、コンピュータは間違いを犯さない。ITはコンピュータが制御するものだからして、誤りが起こらない。
…という思い込みは捨てなければなりませんね。
コンピュータ自体は与えられた指令を正確に処理するでしょうが、指令を出すのは人間だし、指令を考えるのも人間だし、コンピュータの機械を作ったのも人間だし、コンピュータを管理するのも人間なので、至るところに間違いが混入するスキがあるのです。だから指令の順番は間違われ、不正な指令が実行され、パソコンは爆弾マークと共にダウンし、昨日作ったファイルはどこかに消えてしまうのです。
だからITは様々なことを大いに助けてくれるものでありながら、いつ何が起こるかわからないと思っています。
そういえばジョン・ケージの「4分33秒」は楽器の編成も章の長さも自由ですが、これをコンピュータに演奏させるにはどうすればいいのでしょうか?
<今日の本歌>
原田潤「ぼくの先生はフィーバー」