第117回 唄づけとSLA
ブログの名はらせん日報、微笑んで書けば夢がかなう。うつむけばそれっきり、とまどい日報。こんにちは、大島雅己です。
その場凌ぎ、というのは何につけてもイヤなものでしょうか。とっさの判断で一時をしのぐ、大事に至る前に応急措置で何とか逃げる、こういったことはITの現場でもよく見る光景です。
トラブルが発生した際に、致命的なダメージだけは何とか避けなければ、いうケース。大規模なシステムだったり、社会的な影響があるようなサービスだったりすると一大事です。例えば、機密情報の漏えいや会社のブランド毀損につながるようなリスクがあるとしたら、一時的にサービスを閉鎖するとか、突貫工事でシステムを改修しなければならないかもしれません。たとえ莫大なコストがかかろうとも。
こういった時の判断は重大ですね。できればそんな局面には遭遇したくありませんが、もし起きた場合どうするか、という避難訓練は日頃から意識しておいた方がいいかもしれません。
それともう一つ、万が一遭遇してしまったら、応急措置のあと、どこかで根本対応が必要です。そして根本対応をする時に、一時しのぎで対処した部分を正常な状態に戻すことを忘れないように、要注意です。
ジャズのバンドマンはアドリブが得意ですが、譜面の決められた演奏もきちんとこなせるのが普通です。アドリブだけしかできない、というプレイヤーは、ちょっと信用できませんね…。
<今日の本歌>
山口百恵「愛染橋」