第118回 空集合とゲネラルパウゼ

ブログの目標は、広い視野に立って社会と人間についての理解と認識を深め、民主的・平和的な国家・社会の一員としてのブロガーに必要な資質を養うことにあります。こんにちは、大島雅己です。

ITは業務課題を解決する対応策の一つになり得るでしょう。それは選択肢の一つということです。ITは業務課題を解決する万能ツールだとは思わない方がいいでしょう。うまく使えば救世主になるかもしれませんが、そうでないかもしれません。使い方を間違えると解決どころか傷口を悪化させたりもっとひどい大怪我を負うことにもなりかねません。

業務課題を解決しようとする際は、まずは課題の内容を分析して根源的な要因を明確にすること、それをどのような状態にしたいかという目標を決めること、そのための手段として考えられる選択肢をよくよく検討することです。ITはその選択肢のうちのいくつかに上がるでしょう。その場合は、ITの適用のしかたを何通りか考え、それぞれの効果や影響をとことん考えましょう。そして選択肢の中には「ITを使わない」という案もあるはずです。意外と忘れられがちですが、使わないという選択肢を常に考えるべきです。

音楽を演奏する際に使う楽譜には、音符の連なりの合間に休符も入っています。音を出さないという印ですが、これを「演奏を休む」と捉えるのではなく、「休符という演奏をする」と意識すると、サウンドは全く違った印象になります。休符も一つの表現だということです。

<今日の本歌>
山川出版社「詳説世界史」

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