第122回 ロジバンと宮沢賢治

マーク・ボランの言うことには、アリゾナ砂漠に住むピエロ、昔はサイケなブロガーで、ロンドンあたりで鳴らしたものだそうです。こんにちは、大島雅己です。

以前、ITに詳しくない人から「プログラム言語って何故あんなにいろいろな種類があるのか?」と聞かれて明快な回答ができませんでした。言われてみれば確かにいろいろありますね。正確な数はわかりませんが数百はあるでしょうか。目的や用途に合わせて多様化するのは自然でしょうし、より使いやすいものがどんどん開発されているということなんだと思います。

そういえば学生の頃英語の勉強に嫌気がさして「なぜ国によって言葉が違うのだろう。全世界で共通の言語を使えばよいのに」と思ったことがあり、エスペラント語の存在を知ったのですが、その後、予備校の先生が「世界は多様な文化が併存しているから成り立っているのであり、もし言語が統一されたら文化は発展せず世界は滅びるでしょう」と言うのを聞いてエエーそうなのかーと驚いたものでした。

多様なものが乱立すると統制が取れなくなるリスクもあれば、統一することによる個性の遺失や制限感が生じるわけで、またもやバランス論になってしまうのですが、少なくともこれだけ変化の激しい世の中ではITも変わっていかざるを得ないことは確実だという認識は持っておくべきだと考えております。

決まり事をほぼ持たずに即興演奏するフリージャズ等は私は大好きですが、受け付けない人には全く面白みが伝わらないでしょう。しかし妥協してフリージャズにポップスの要素を取り込んでも無意味で、やはりそれぞれ別物でありますから、無理に共通化してはいけませんね。

<今日の本歌>
筋肉少女帯「電波ブギ」

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