第101回 情熱のペンギンごはんとPPM

石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと靜にて、我がブログの光の晴れがましきも徒なり。こんにちは、大島雅己です。

バンドのライブ活動はバンドマン活動の節目、花舞台です。昨日、原宿のライブハウスで参戦してきましたが、久々にバンドマン冥利を堪能しました。
一人で楽器の練習、音楽の修行をしているうちは自分の世界の中での対話、戦い、発展です。これが他者の前で表現する段になると、世界に対して何等かの意味、意義を持つ存在となります。ここに醍醐味が生まれれば大いなる喜びですし、後悔が生じれば深い悲しみとなるでしょう。

日頃から音楽に接するとき、自然と「技術」と「面白さ」を軸に評価をしています。評価の高い方から4つに分類できます。
1.技術が高く、面白い
2.技術は高くないが、面白い
3.技術が高いが、面白くない
4.技術がなく、面白くもない
1は文句なく、4は論外ですが、ここで問題になるのは2と3です。2は1を目指せばよいのですが意外と3が多く、多くの場合は3である自覚がなく、進歩しない可能性が高いと感じます。

ITシステムも、同じような感じで分類できるでしょうか?
1.品質が高く、効果が高い
2.品質は高くないが、効果が出ている
3.品質が高いが、効果が出ていない
4.品質は低く、効果もない
なんだか実感ありますね。1は文句なく、4は論外で、2は改善してよくなる可能性があります。問題は3で、意外と多い気がします。そして3であることを関係者が気付いていないとしたら最悪かもしれません。

<今日の本歌>
森鴎外「舞姫」

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