第1259回 ジュール熱と飯弁慶
今日も働く三度笠、別にとりたて偉かない(『タモリのワークソング』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
「仕事」とは福沢諭吉先生あたりが英単語を翻訳したものかなと思っていたらそうではなく、室町中期頃には見られる言葉であり、「すること」から来ているようで、「仕」は当て字の説もありますが、やはり仕事には単なる「すること」以上の意味があるから仕事と呼ぶようになったのでしょう。
一方で、物理学に出てくる「仕事」は「物体が移動した時の力と距離の積」と習いましたが、なぜそんなものを仕事と呼ぶのかいまだにわかりません。これが同じ言葉であるならば、サービスとしての仕事は「人が動いた時に出した労力と、生み出した成果を掛けたもの」とでもなるのでしょうか。
だとすると、単に労力を出しただけでも、単に結果が出ただけでも、仕事とは言えないことになりますね。
<今日の一唱>
タモリ『タモリのワークソング』