第1149回 行為無価値とホトレジスト
敵かな? 味方かな?(『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
何かを目の前にした時、それが「何に使えるか」「どんな価値があるか」と考えることはありますが、さらに踏み込むならば、「誰にとって」も含めて吟味すべきなのでしょう。自分にとってはこんな意味があるけれど、誰それにとっては違う価値を持つ可能性があります。別の誰かにとってはまた違うかもしれません。
この連想をどれだけ広げられるかが大事な気がします。さらに「いつ、どこで」の観点も加わればもっと広がります。
さらにさらに発想を深めるならば、「何に使えないか」「どんな価値がないか」と逆張りの思考を重ねると、分析は立体を越えた多重構造となり、何か新しい芽が現れるかもしれません。
<今日の一唱>
松本人志『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』