第1091回 ガーボロジーと電子雪崩
とりあえず次のゴミの日来るまで(吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズ『ゴミの日来るまで』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。
日々、身の回りの掃除していて思うのは「ゴミは思ったよりたくさん出る」、そして「ゴミは思ったより早く溜まる」ことです。掃除が終わってゴミをすっかり処分した直後は、これで当分は綺麗な状態が続く気になっているのですが、一日も経てばもう掃除をする前と同じ、或いはそれ以上のレベルでゴミが集まって来るのです。塵に埃、糸屑紙屑、チラシ包装紙古新聞、空き缶空き瓶ペットボトル、捨てても捨ててもまた現れる、まるで生態系の無限ループです。
ここから言えるのは、どんなに適正に管理されたかに見える生活空間の中にも無駄なものはいくらでもあること、そして、初めは必要であったものも時間の経過とともに無駄になることです。
いくらミニマリズムを追求しようとも、不要なものは必ず発生するのであり、それを常に処理しながら適正なバランスを管理し続けることが肝要なのです。
<今日の一唱>
吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズ『ゴミの日来るまで』