第878回 接続法半過去とリーマンゼータ関数

もしもブログが書けたなら想ひの全てをブログにしてきみに伝へることだらう。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

もしもできるやうになつたらこんなことをしやう、といふ仮定法的な考へ方は極力しないやうにしてゐます。もしもといふ仮定部分は不要なのです。この考へ方は、もしもといふ隠れ蓑を身に纏ひ目標を達成できない現実を正当化しやうとするものに聞こへます。だからもしもと言つてゐる以上その目標はもしものままなのです。もう少し泳ぎがうまくなつたら皆とプールに行かうと思つてゐては決してうまくならない。

もしもピアノが弾けたら、ではなく、弾くべし。もしもかうなつたらああしやう、といふ順番を引つくり返し、まづああしやうといふ目標に向かつて進みながら、そのためにできることをやるしかないのです。

IT現場でも目標を設定する時は、もしもなどといふ消極的な置き方はしません。必ず達成すべき目標として掲げます。さうしておいてそのために何をすればよいかを考へるのです。

(A面へ)

<今日の本歌>
西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』

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