第879回 一意性制約とポアソン分布

ブログなんて、どうせ元々狂つてゐるんだ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

どんなものでも最初から完全なものではないのだ、と思へば少しは気が楽になります。どんなベテランだつて最初はド素人なのだ。どんな落語だつて最初はサゲがないのだ。どんな名画だつて最初は白紙なのだ。どんな言葉だつて最初は無言なのだ。どんな音楽だつて最初は無音なのだ。最初からできあがつているわけではないのだから無理して完成させやうと気負はなくてもよいのだ。

と言ひたいところなのですが世の中には完全とか完璧をとことん追求しやうとする風潮があるやうで、妥協とか譲歩とか折衷案とか譲り合ひを提案しても聞き入れてもらへないことがよくあります。完成度を高めることはすばらしいと思ひますが、常に100点でなければ先に進まないといふアプローチより、70点とか80点でも前進し続けるといふ方が進化のスピードは大きいはずなのです。

IT現場でも100点にばかり固執するより、70点80点、いやもつと低い点数でも、着実に結果を出しながら歩を進めるやり方があることを知るべきだと思ふのです。

(A面へ)

<今日の本歌>
新海誠『天気の子』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA