第545回 共有地の悲劇とドギーバッグ

イヤ有様は今朝から一つ読みたい読みたいと存ずるところへつっかけて下されて、ただ胸の辺りがひいやりとしたばかりで、さらに風味が知れませぬ、今一つ下されたならば風味の知るることでござらう。こんにちは、大島雅己です。

酒屋を見ればつい入りたくなる、っていうこの性分。いい日本酒やワインがあれば買いたくなるこの嗜好。しかし外出途中であったり用足し前であったりして荷物を持ちたくない時、泣く泣く断念する悲しさよ。やはり酒屋で買い物する時は、そのためだけに出かけたいものです。

近所で行きつけの店ではたいてい4合瓶を3種類買います。それだけあればチビチビ晩酌して2、3週間もつはずが、油断すると1週間たたないうちになくなることも。気がゆるむと、あればあるだけ飲んでしまうというこの色消し。持てる資源を活用する姿勢は悪くないとしても計画性がなければ有効利用にならない。食料ロスの問題からすればましとはいえ、アルコール・リテラシーは忘ないようにしなければ。

IT現場では、せっかく作ったシステムを全然使わないとか、高いお金で買ったソフトを放ったらかしという状況もあれば、逆に、一つのものを乱暴に使い倒してダメにしてしまうケースもあります。ゆっくり計画的に使うべきものを、われもわれもと乱獲するかのごとく使い倒し、システムも料金も収拾がつかなくなるケースもあります。ガバナンスが求められます。

<今日の本歌>
聟女狂言『船渡聟』

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