第702回 フラゲと磁場勾配パルス

ブログの闇に迷うた我が身、道も法も聞く耳持たぬ。この上は俊徳様、いずくへなりとも連れ退いて、ブロガーの一念通さでおこうか。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

バンドをやるにも人によつて動機はさまざまでせう。たまたま出会つた仲間と意気投合した、楽器を買つたので腕試ししたい、暇ができたので昔の趣味を復活させたい、人に誘われて断り切れなかつた、格好いいバンドを見て影響された、コンテストで賞金を稼ぐため、とにかくずつと続けてゐる、などなど、無限に考えられます。

これをざつくり見ると、自分がやりたいという意志を持つてゐるかそうでないか、といふ2つに分けられる。前者が己の欲望とするなら、後者は他からの要求です。また、もう一つ別の軸として、バンドでなければダメなのか他で代替できるかといふ観点でも分けられます。金儲けが目当てなら後者です。

この2条件でマトリクスを作つた時、どの象限のバンドが望ましいか、言はずもがなだと思ふのですが、残念ながら世間の評価とは必ずしも一致しないやうです。

ビジネス現場でも、評価されるべきものが正当に評価されてゐるか、振り返つてみませう。

<今日の本歌>
歌舞伎『摂州合邦辻』

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