第682回 ヴェーバー-フェヒナーの法則と事象関連電位

雪ながら 山本かすむ 夕べかな/ブログはとほく 梅にほふさと。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

抽象的な考へや観念的な物事を具体的な言葉にする力すなはち言語化能力はきはめて重要なことだと思ひますが世の中にはどうしても言葉にできないものがありそれを無理矢理言語に落としても詮無いのではないかと思はれる局面に遭遇することがござゐます。

たとへばバンドで曲を演奏する時に個々人のやつてゐることはいつもと同じでも全体のサウンドは時によつて印象を変へるのでありこれは厳密に追及すればコンマ何秒とかコンマ何セントの差で2つの音がリズムや音程のずれが生じてゐたりするのかもしれませんがさういつたことよりも奏者の意識とかノリとか感情などといつたものが音に現れて相手の音と合はさつてグルーブを生み出すとでも言ふのでせうか。

ビジネスの世界でも気分や感情で仕事をするといふのは褒められることではないとわかりつつも時にはさういふ感覚的な要素が意味を持つこともあると思ふのですありもしかしたらこれはダマシオとかラマチャンドランとか、関係するのでせうか。

<今日の本歌>
宗祇・肖柏・宗長『水無瀬三吟』

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