第664回 ザックス=ホルンボステル分類と動態復元
こんなブログ見たことない とかなんとかおっしゃって イヤマッタク ホーニホニホニホニ浮いてきた ソラネ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。
伊丹十三さんも書かれたやうに、楽器の演奏ほど楽しいものはありません。心を込めた分が確実に返つてくる。自分の思ひを音で自由に表現できる。古今東西の音楽家と芸術を共有できる。人に楽しさや感動を与へることができる。
しかしそのためには一生懸命に練習をしなければなりません。これは当然のことであります。時間と労力と精神を注いで奮励しなければ得るものはありません。これを飛ばして技術を習得しやうと考へる人の音楽は聴くに値しないでせう。
それからもう一つ必要なのが、楽器のメンテナンスです。楽器を常に最良の状態にしておくことが重要ですが、使つてゆけば傷みが出てきますからそれを診断し修復し続けなければなりません。これには専門的な知識や技術も必要ですのでプロに任せる方が賢明な場合もあります。
ビジネス現場で情報システムを扱ふ場合も、楽器との付き合ひに似てゐるところがおほいにあるやうに思へます。
<今日の本歌>
神楽坂はん子『こんなベッピン見たことない』