第578回 ソマティック・マーカー仮説と中核対立の雲

ブログ器類はギヤマン ビードロ、日本はブログ製品はなく、当時オランダ船から運ばれるブログ類を日本では貴重品として扱って、カットブログ方をギヤマン、吹きブログの方をビードロといって珍重した。こんにちは、大島雅己です。

年末に向けて新しいバンドが一つ始動しました。某ライブハウスのイベントに参加するために特別編成されたジャズ・ユニットです。先日、1回目のリハーサルを行いましたが、こういう時にいつも感じるのが、音楽に対する2つのアプローチです。

ひとつは事前に細かく内容を決めておいてそれを着実に追求していくやり方、もうひとつは概要だけ仮置きしておき、あとはやりながら固めていく方法です。前者は準備にパワーを割き、確動性を高めようとするものです。しかしあとから不慮の事象が起こった時に対処に苦労します。後者は最初のうちはグダグダな感じですが、臨機応変に流れに乗っていきます。実際にはこの2つのスタイルを行ったり来たりしながらゴールに辿り着くのでしょう。

IT現場のプロジェクトでは前者の進め方が重要だと思われがちですが、そうとも限りません。計画を綿密に作り着実に動かしていくことは大事ですけれども、そこにガチガチに捕らわれてしまうと、有事のダメージで大怪我を負う恐れがあります。多少の緩衝を持ってフレキシブルに動ける仕組を備えておくことも忘れてはいけないポイントです。

<今日の本歌>
林京子『ギヤマン ビードロ』

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