第519回 同調源とチャーチ符号化
僕ブロガーになっちゃった。何にも書くことができない僕。寒くなんかないよ。君は空を飛んでるんだもの。こんにちは、大島雅己です。
会社員時代、社内にバンドがあって私も所属しておりました。会社を辞めて独立した今でも、年2回のライブ活動には継続して参加させてもらっています。リハーサルのあとの反省会はビジネスのヒントもいただく貴重な場ですが、そこで四方山話をしている中、「最近はどんなことが面白い?」と聞かれ、ハタと悩んでしまいました。
ふだんから音楽だ落語だ映画だ本だと騒いでいるくせに、いざ具体的なものを聞かれると「いま俺なにを面白がっているんだっけ?」と戸惑ってしまうのは、腰が落ち着いてないからでしょうか。思いつくもの、目に入るものを節操なく追うだけで、立ち止まって分析することもなく、反芻して評価することもせずにいたのかもしれません。
PDCAサイクルをDから始めるのはよいとしても、そのあとがなければ意味がありませんね(Dストップとでもいうのでしょうか?)。行動したあとにはそれを分析評価し、いいものであればそこから連携の輪を広げたり集合知に展開することを考えていかなければと反省しました。
IT現場でも、さまざまな流行技術のウンチクを語ったり先端手法を取り入れようとする人がいますが、ただトレンドを追いかけているだけではないでしょうね。自分たちにとって何がどういいのか、評価できていなければ。
<今日の本歌>
ジャックス『からっぽの世界』