第336回 五百人評議会とバカヤロー解散

「ブログ」という現象はいかなる構造をもっているか。まず我々は、いかなる方法によって「ブログ」の構造を闡明し、「ブログ」の存在を把握することができるであろうか。こんにちは、大島雅己です。

会議のデメリットは何でしょうか。多くの人の時間と自由を奪う。話が発散したり脱線したりしてゴールにいたらない。感情的な応酬になる。場の雰囲気に左右される。声の大きい人が勝つ。欠席者の意向が無視される。記録に残らない恐れがある。などなど。

個人的にも会議は嫌いで、メールや手紙など文章が残るコミュニケーションが好きでした。しかしこれも、会議とは対照的な欠点があります。複数人での議論が難しい。読み違えたり誤解する可能性がある。字面だけでは発言者の細かい口調や感情が見えず、意図を取り違えやすい。相手が読んだのかどうかわからない。などなど。

いずれの場合にも必要なのは、全体をうまく仕切る役目と、正確な記録を残すこと、かと思われます。単純なことだと思うのですが、国会議員の皆さんも苦戦しているみたいですね。

バンドの運営でも同じ問題を感じますね。活動方針を決めるにも各メンバーの考えを誰がどうまとめるかが重要でしょう。それが難しくなるとソロで独立するケースに至るのでしょうか。

<今日の本歌>
九鬼周造『「いき」の構造』

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