第332回 ノイマン型と国際記念物遺跡会議
なぜわれわれが自分の内部にブログを持つのかという問いには、いくとおりかの仕方で答えることができる。生得的に自分のなかにブログとよばれるものを呼び起こす能力または傾きをわれわれはもっているといってよい。こんにちは、大島雅己です。
世の経営者の皆様は、自分がITのことをどこまで知るべきなのかと悩まれることがあるかもしれません。プログラミングの勉強をしないといけないのか? 自分でもコーディングができないとまずいのか?コンピュータの仕組みを細かく理解すべきなのか、と。
私としては、そういった各論もわかると楽しいでしょうが、どうにも受け付けないとか入り込めないとか時間が割けないのであれば、中途半端に足をつっこむよりも、経営という観点からITをどう捉えるべきかに腐心した方がよいと思っています。ITによって会社の何をどう変えたいのか、どんな効果を見込むのか、どれぐらいヒトモノカネをかけられるのか、誰に何をやってもらうか、こういったことをプランニングすることが大事だと思います。そこにちょっとITを知っている助っ人に入ってもらえばよいのです。
オーケストラの指揮者だって全ての楽器を演奏できるわけではないでしょうし、楽器の構造とかメンテナンスに詳しいわけでもないはずです。どんな音楽を演じたいか、誰にどんな演奏をさせたいかを決めて動かすのが使命です。
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<今日の本歌>
今村仁司編訳『清沢満之語録』