第262回 エリスティケーと向正面

ジンジンジンジン血がジンジン、梅も桜もほころびて、ジンジンジンジン血がジンジン、箱入りブロガー眠れない。こんにちは、大島雅己です。

自己紹介というのが昔から嫌いでした。自分のことをああだこうだとアピールするのが何とも自慢たらしいというか厚かましいという感じがして、いやなのです。自分のことなど放っておいて下さればいいのに、というスタンスで生きてきたようで、それをあえて喧伝しなければいけないとなると、はてさて自慢するのもいやだし、かといって弱点ばかりをさらけ出すのも変だし、何をどう伝えればいいものやら、と困るわけです。

しかしこの姿勢は大人になると不利なことが多くなります。結局ビジネスの世界は自分を売り込めなければ負けなのです。だから自分をアピールしたくないなどと言っていてはみすみす死に向かっているようなものです。黙っていれば誰かが見つけてくれる、と思っていては大間違い。自分の主張をアピールして受け入れてもらえなければ自分の存在はないのと同じなのです。

IT現場でもそうですね。システム開発に関わる全ての人が、何らかの主張があるはずです。こういうシステムを作りたい、こういう効果をあげたい、こういう社会貢献をしたい、こういう技術を適用したい、云々。それを明らかにして話し合うべきでしょう。

ちなみに私は、バンドや演芸で人前に立つことは大好きなのです。最初に書いた姿勢と矛盾するようですが、自分の中では全く繋がっているのです。。これはひねくれているのか何なのか。

<今日の本歌>
野坂昭如「ヴァージン・ブルース」

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