2020-12-22 / 最終更新日時 : 2020-12-22 wpmaster 構造 第1357回 オピオイドと式三献 12月はドサクサで酒が飲めるぞ(バラクーダ『日本全国酒飲み音頭』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 酒を飲むのは大好きなのですが飲まれることは大嫌いだし飲まれている人にも関わりたくありません。若山牧水の言う […]
2020-12-21 / 最終更新日時 : 2020-12-21 wpmaster 構造 第1356回 大黒天とタスマニアデビル 新しいぶどう酒は古い革袋には入れない(新約聖書)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 なにかを覆ったり包むものが「ふく」です。体を覆うものが「服」で、物品を入れるものが「袋」です。どれも結局なにかを「含む」ので […]
2020-12-20 / 最終更新日時 : 2020-12-20 wpmaster 構造 第1355回 ラークシャサと護伽藍神 俺は空洞、でかい空洞(ゆらゆら帝国『空洞です』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 モノは容れ物と中身からできている。中身が大きくなれば密度が増えて、容れ物も膨張して成長するだろう。インプットが途絶えれば中身 […]
2020-12-18 / 最終更新日時 : 2020-12-18 wpmaster 構造 第1353回 トーテミズムとア系列 こうして人類は「ここ」という場所をはっきりと自覚します(松岡正剛『情報の歴史を読む』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 此方と彼方、あるいは此岸と彼岸、この感覚は回りまわってあらゆるところに敷衍します。自分 […]
2020-12-15 / 最終更新日時 : 2020-12-15 wpmaster 構造 第1350回 コピーキャットと契約の箱 アカシアの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい(西田佐知子『アカシアの雨がやむとき』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 ここで歌われているアカシアとは本当のアカシアではなく、針槐(ハリエンジュ)とのこと。ハ […]
2020-12-13 / 最終更新日時 : 2020-12-13 wpmaster 構造 第1348回 逆非含意とドシッピン なが年研究の甲斐あってついにロチャニをベラルゴしたぞ(筒井康隆『発明後のパターン』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 世の中のほとんどのものは組合せ、ありあわせによってできているはずです。0から1を生み出す […]
2020-12-08 / 最終更新日時 : 2020-12-08 wpmaster 構造 第1343回 グリークラブと義理写図器 子供のころあの「生蕎麦」ってのがいつも「きそむ」に思ってた(泉昌之『ダンドリくん』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 バイオリズムとはバイオリン至上主義のことではないし、アマチュアリズムとは下手なパーカッシ […]
2020-12-07 / 最終更新日時 : 2020-12-07 wpmaster 構造 第1342回 ムネーメと共時性 なんにも始まらないさ。ひとつも終わらないさ(ザ・タイマーズ『ブーム ブーム』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 流行とかトレンドは何故どのように発生するのでしょうか。ブームとかブレイクが起こる空気のうねりに […]
2020-12-04 / 最終更新日時 : 2020-12-04 wpmaster 構造 第1339回 産業的実践論とマルチスレッド なにをやるにも見るまえに跳べということさ(大江健三郎『見るまえに跳べ』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 見る前に跳ぶべきなのか、跳ぶ前に見るべきか。跳びながら見るべきか、見ながら跳ぶのがよいのか、見ないで […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2020-12-03 wpmaster 構造 第1338回 屋烏とフィリア 一杯のコーヒーから夢の花咲くこともある(霧島昇とミス・コロムビア『一杯のコーヒーから』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。 コーヒーとオレンジジュースの違いは、コーヒー通でなくてもわかるでしょう。では、淹れた […]