第210回 レミドドソと琵琶法師
まるで素肌をさらしといて、ネタの一つも残せない悲しいブロガーになっちまわないようにしなくては。こんにちは、大島雅己です。
新しいことに出会う時というのは、期待があって、不安があって、時には勇気が必要で、時には覚悟もしなければならず、また時には決意を下す瞬間だったりもしますね。
新しい製品を買う時。新しい人と会う時。新しい考え方を取り入れる時。新しい組織に入る時。新しい仕事を始める時。新しい家族を迎える時、新しい場所に行く時、などなど。
それぞれの事情は様々だとしても、それは楽しいことばかりではなく、緊張で眠れなかったり、大きな犠牲を払うものであったり、プライドに関わることであったり、負荷に耐えることであったり、痛みを伴うものかもしれませんよね。
その時に必要なのは、もはや、スキルとかナレッジとか経歴ではなくて、それは最初に書いた「一歩踏み出す勇気、身を預ける覚悟、目標に到達する決意」というものかなと思います。
ピアノの曲を一つ習得しようというとき、弾いても弾いても失敗ばかりでほとほとイヤになることがあります。この時、そこから脱するために必要なものは何か。自分の演奏を録音か録画してダメな所を分析する。師匠に相談して手ほどきを受ける。何のためにやっているのか今一度目的を考える。すなわち、勇気と覚悟と決意、なのです。
<今日の本歌>
世良公則&ツイスト「銃爪」