第138回 ジャバウォックの詩とお召しのノジアン

ブロガーはブログから心もち下がったところにいる。ネタに一瞥を与えているところだ。あるいは、仕上げの言葉を加えようとしているのかもしれない。だがもしかすると、最初の一行がまだ書かれていないのかもしれない。こんにちは、大島雅己です。

今さら聞けないIT現場のトレンドワードを音楽に置き換えてみると理解しやすいのでは、と思い、試しにやってみます。

フィンテック
金融と技術の組合せなので、これを音楽に当てはめてみる。バンドの価値を企業価値評価として考えるとどうなるか。バンドの資本は演者の腕だ。メンバーだけで心もとない場合は一時的に助っ人に手伝ってもらう。これらを総合した全体の価値がバンドの資産となるが、本当の実力は助っ人に頼らないコアメンバーだけでいかに音楽的な質を高められるかによる。これを自己資本利益率(ROE)として表わす。ファイナンス+ミュージックでフィンジック。

DevOps
開発と運用の連携なので、これを音楽に当てはめてみる。音楽の製作部門と演奏部門が分かれている時に、成果物の効果を高めるため両者を連携する。曲の製作の段階から両者は密に連携し合い、全体構想、具体的な演奏方法などをお互いに理解しながら曲を完成させていく。これを一人で行えばソングライターだが、一人だと思ったら実はもう一人いたというケースもある。Compose+PlayでComPlsとでも呼ぶか。

IoT
今までネットで扱ってこなかったようなものをデータ化してITで利用することなので、これを音楽に当てはめてみる。今まではなかったものを楽器としてバンドに取り込む風潮。横山ホットブラザーズの鋸を始め、関節内轢音、放屁、心音なども適用できそうだ。Sound of Thingsということで、SoTか。

<今日の本歌>
ミシェル・フーコー「言葉と物」

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