第1210回 宗教裁判所長とニューソート

これは何かを意味している。重要な何かを(映画『未知との遭遇』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

新しいルール、新しい作法、新しい環境、新しいアイディア、新しい刺激、こういったものに接した時、人が取る反応は大雑把に言えば2種類でしょう。一つは、「どうすれば早く順応できるかを考える」、もう一つは「現状にどう影響するかを心配する」。「将来期待型」と「現状不安型」とでも言いましょうか。

人によっては両者を同時に思考するかもしれないし、全く別の観点に立つケースもあるでしょうが、咄嗟の反応としてはたいていこの2パターンに分かれるようです。

当然どちらがよい悪いの話ではなく、どちらの思考も意識的にコントロールできることが望ましく、その上で最終的に何をどうすればよいかを判断できるのが一番よいはずです。それが伝統と革新の歴史なのだと思います。

(A面へ)

<今日の一唱>
スティーブン・スピルバーグ『未知との遭遇』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA