第2472回 時間と構造の往来(1)

こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。なんと申しましょうか、時空間とは何でありましょうか。時間とは確実に世界のいたるところにあり、自分の目の前にあり、自分の存在を自分たらしめているもののようでありながら、その存在には実体がなく、つまり存在しないとも言えるようであり、われわれは時間の中を生きているようでありながら、時間に束縛されているようでもあり、時間を管理しているようでもあります。いま、私が自分宛の手紙をポストに投函したら、二、三日後には自分に届くでしょうが、これを、時間を隔てたコミュニケーションとするならば一種のタイムトラベルなのでしょうか。時間もひとつの構造体だとするならば、どのような入れ物にどのような内容が守られているのでしょうか。続きはまたどこかで。

(A面へ)

<今日の一推>
映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アト・ワンス」

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