第1122回 ピット器官とロゾ・パンサン

頭に浮かぶ言葉を知識だと思ってる(映画『バードマン』)。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅生です。

「考えるな、感じろ」と言われたときに「何が違うのだろうか」と反応してしまったら、考えていることになります。

考える、とは頭の中で比較検討推定判断学習を行うことでしょう。もともとは「処向かふ」から来ているらしく、特定の場所について両者を合わせて比較しことの真偽を調べることだそうです。

感じる、とは感覚感情を起こすことでしょうから、頭の中で何か描く前に体と心が反射的に動く様子を指すのであって、それだけに研ぎ澄まされたピュアで正直な反応なのかもしれません。

それが頭の中で一度絵や言葉になって「おもて」に現れるのが「思う」なのでしょう。つまり「おもて」は「表」であり「面」であり「思う」につながっているようです。

してみると、心と体で感じたものが、頭の中で思いとなって、それを考えることによって善悪長短の検討をつけることになるのでしょう。今自分はものをどう感じ、どう思い、どう考えているのか、これを意識することがポイントなのだと感じました。いや、思いました。いや、考えました。

(A面へ)

<今日の一唱>
映画『バードマン』

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA