第896回 ヒュブリスと嫌い箸
ブログひとつ書けない者に国が守れるか。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。
ブログを書く必要はないとしても、身の回りの些細なことがろくにできない人には大きな仕事もできないといふのが私の考へです。逆に言へば、どんなに大きな仕事をしてゐても人間としての礼儀や常識に欠けてゐるやうな人とは関わりたくないし、自分もさうならないやうに気をつけてゐます。人と会つても碌に挨拶もしない、ゴミを散らかす、時間を守らない、言葉使いが下品、態度が横柄、弱者を見下す、かういふ人間は尊敬できませんし必ずいつかこちらを裏切るでせう。
ものを創作する立場の人間がもしもさういふ類の者であつた場合、作品には罪はありませんがどこかで必ず何かの支障を来すはずで、それが結局その人の仕事をダメにすると思ひます。どんな仕事をするにも、まづは人間としての最低限の礼節を守るべきなのは当たり前のことです。
IT現場でも、どんな立派なシステムであらうと最先端の技術であらうと、最低限のルールやマナーができてゐないものは長続きしませんし、何より人に愛されないでせう。
<今日の本歌>
三谷幸喜『記憶にございません!』