第860回 コンテンポラリーTRIZと誤信念課題

まつたく、ふたりのブロガーが残りのブログをいつしょに書くことなんて、ほとんど不自然だと言つてよいことだ。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

つまりそれは、どんなに息が合つてゐるつもりの二人組であつても100パーセント意志を疎通させ合ふことなど不可能だといふことです。人は自分の頭の中身を完全に外部に表現することなどできない以上、表出されてゐる情報を頼りに判断するか、或いはそれを元に類推するしかないのであり、これはコミュニケーションの相手側にとつても同じことなのですから、いかにその判断類推の確度を上げるかが肝です。

この確度をきはめて高い精度で完遂したの例が白鳥健太郎さんと木戸猛さんのコンビネーションと言へませう。或いは北斗星司さんと南夕子さんも同じレベルの二人組でありました。

IT現場では様々な人との共同作業が必ず発生しますが、初めて会う相手であれば当然のこと、気心の知れた旧知の間柄であつても、いやむしろそちらの方こそ、少々過剰と思はれるぐらいの意志交換をし合ふべきでせう。そしてそれを記録に残すべきです。きつと相手はかう思つてゐるだらうといふ決めつけは禁物です。

(A面へ)

<今日の本歌>
ジェーン・フォンダの言葉

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