第725回 モンテビデオ条約と進学解

うらみじな山のはかげのブログ花おそく咲けどもおそく散りけり遅くなるほど花弁拡げん。こんにちは、スパイラル研究所の大島雅己です。

アカデミー賞映画『グリーンブック』を観ました。音楽にも物語にも感涙を禁じえませんでしたが、やはり人間の尊厳といふことについて考へさせられます。もし人間社会が本当にフラットになれば人種や民族の問題は解決するでせうか。国境問題も、勢力争いも、宗教紛争も、なくなるでせうか。

例へば世界が一つの国家になり民族の違いがなく言語も宗教も統一されたとしたらどうなるでせう。それでも人間の心まで統一できませんから思想や考へ方は人それぞれです。社会がフラットになればそれだけ人の心は自由度を増して、より複雑化していくかもしれません。フラット化とはみんなを同一化することではなく、違つてゐるものを横並びに認めることでした。

ビジネス現場ではごつた返しに存在するものをどうにかきれいにまとめやうとか整理して一つにしやうといふ流れになりがちですが、本当にさうしてしまつてよいのか、違つたままで活かすとすればどうすればよいか、と考へてみたいものです。

<今日の本歌>
源経信『山花未落といふ事を』

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